薬学共用試験は、薬学生の知識・技能・態度が実務実習を実施する基準に達していることを確認する試験です。各大学は、薬学共用試験センターから通知された試験結果に基づいて合否を判定します。合格した学生にはその旨のみを伝え、詳細な個人成績は開示していません。ただし、本試験および追・再試験いずれにおいても、不合格者には試験結果の一部を開示することが認められています。
各大学は責任を持って成績を管理し、漏洩・公開しないことを誓約しています。薬学共用試験センターでは、個人成績の漏洩が明らかとなった場合には、当該大学を遵守事項違反として扱います。
なお、薬学共用試験センターでは各学生の「薬学共用試験基準点到達証明書」を、大学からの申請に応じて大学単位で発行しています。